The GAS開発 in 2016 その2
前回(ソフトウェアとライブラリの準備)
今回はGoogle側の準備、Google ドライブにGASスクリプトとログ出力用のファイル(ドキュメント)を作成し、必要なファイルIDと公開設定を行う。
まずは自分のドライブにGoogle Apps Scriptを作成
人によってはGoogle Apps Scriptが選択肢に出てこない。その場合は+アプリを追加を先に行う。
新しいGoogle Apps Scriptを作ったら(こちらが本体)、ファイル名を「コード.gs」からmain.gsに変更し そのままウェブアプリケーションとして公開。ここでは、スクリプトファイルにアクセスするための、バージョンを振るのが目的
こいつとは別にアクセス用のファイルを用意するためこいつはファイルIDだけをメモ(ScriptID)
続いて、もう一つGoogle Apps Scriptを作成 本来Google Apps Scriptはコードを編集するたびに、新しいバージョンを振り、公開手続きを行わないと編集が反映されない。
今回は、アクセス用のファイルから、実処理が書かれたファイルを読み込ませることで、バージョンの振り直しをせずとも、 リアルタイムに編集が反映されるようにする。
リソース -> ライブラリと進み、先ほどのライブラリを読み込む設定を追加。
ライブラリを読み込んだら、コードの内容を次のようにして公開
function myFunction () { return LibraryName.myFunction(); } function doGet (q) { return LibraryName.doGet(q); } function doPost (q) { return LibraryName.doPost(q); }
doGet, doPostはそれぞれ、公開したURLにアクセスしたときに実行される関数
最後にログ出力用のドキュメントファイルを作成し、ファイルIDをメモ(LogID)
一通り終わったら、node.jsからGoogleにアップロードするための準備をする。
こちらのサイトを参考に
GoogleAppsScriptローカル開発用の公式CLI(node-google-apps-script)がついに登場したので試してみる - Qiita
gapps init ScirptID まで行う。 そこまで終わればファイル構成にsrcディレクトリとgapps.config.jsonが追加されている。
第3回は、実際にスクリプトを書いてアップロード、アクセスURLから動作確認するところまで。